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唐沢寿明主演 ナポレオンの村


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ナポレオンの村の原案について ブログトップ

ドラマ「ナポレオンの村」には原作があった [ナポレオンの村の原案について]

・ドラマナポレオンの村には実在のモデルがいる!


スーパー公務員が限界集落を奇抜なアイデアを連発して立て直していく様が大きな見どころの、ドラマ「ナポレオンの村」ですが、唐沢寿明さん演じるスーパー公務員のモデルは現在も公務員として活躍中の人物だということはご存知ですか?

その人物の名前は

高野 誠鮮

と言います。

高野 誠鮮氏のプロフィール

高野 誠鮮氏は1955年石川県羽咋市生まれ。

石川県立羽咋高校卒業
立正大学仏教化卒業
日蓮宗僧侶

高校卒業後に東京へ出て放送作家となり、「11PM」や「プレステージ」などの制作に携わる。

1984年に故郷の羽咋市に戻り羽咋市役所の臨時職員へ。
1990年から正式採用。
現在は実家の寺の僧侶と市の職員を兼務

2005年農林水産課勤務時に限界集落であった神子原地区の立て直しに着手し成功。
以降スーパー公務員と呼ばれるようになる。

2012年「ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか? 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?」出版(2014年改訂版)


高野 誠鮮氏がスーパー公務員と言われるまでの実績<
/strong> 現在スーパー公務員と呼ばれるようになった高野 誠鮮氏ですが、普通にお役所の仕事をしていただけではこのように呼ばれることはありません。 スーパー公務員と呼ばれるようになるまでには、ドラマ「ナポレオンの村」で浅井が奇抜なアイデアを次から次へと実行していくように、さまざまなアイデアを現実のものにしてきました。 その一つ目がまだ臨時職員であった時代に成功させた「コスモアイル羽咋」の設立です。

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コスモアイル羽咋の設立 市の外からの観光客の増加を考えていた高野 誠鮮氏は、何かいいネタがないか、古文書を片っ端からひも解いていたそうです。 すると、『そうちぼん伝説』というUFOと思われるものを目撃したという伝説があることがわかりました。 そうちぼんというのは仏教で使う道具で、シンバルのような形をしています。 「そうちぼん伝説」」というのは、そのそうちぼんのようなものが夜な夜な奇怪な火をあげながら飛んでいた、というものです。 そうちぼん伝説以外にも、UFOではないかと思われる伝説をいくつも見つけた高野氏は羽咋市を「UFOの町」としてアピールすることを思いつくのです。 UFOの町としての町おこしを始めた高野氏は、宇宙科学館をつくるために奔走します。 アメリカ航空宇宙局(NASA)やロシア宇宙局から、本当に宇宙へ行ったことがあるロケットや帰還カプセルを買い付け、展示物の充実を図りました。 またオープニングを盛り上げるために、当時のレーガン米大統領やサッチャー英首相、ゴルバチョフソ連(当時)書記長に手紙を書き、祝辞を送ってもらうことにも成功しています。 こういった普通の人が思いつかないような、たとえ思いついても実行するのをためらってしまうようなアイデア繰り出したおかげで、羽咋市の宇宙博物館「コスモアイル羽咋」は大成功をおさめ、羽咋市に観光客を呼び込むことに成功したのです。 ローマ法王へ米を献上する 高野氏が行った施策で特に有名なものがローマ法王へお米を献上した、ということです。 コスモアイル羽咋の成功を認められ、1990年に臨時職員から正式採用された高野氏が、農林水産課に勤務していた2005年、高齢化による過疎化で限界集落であった神子原地区の立て直しに携わることになりました。この時に就けられた年間予算はたったの60万円。 大型の機械を持ち込むことができない棚田が広がる神子原地区の一番の売りは有機無農薬で作るおいしいお米でした。 ただ、機械が使えないのでは大量生産はできません。 美味しいお米でも収穫できる量には限りがあります。 少量でも高い収益を上げるためにはブランド化をして単価を上げる必要があります。 そのブランド化のために高野氏が考え出したのが有名な「ローマ法王への献上」でした。 ブランド化して有名にするためには、世界一有名な人に食べてもらって「おいしい」と言ってもらえばいい。 神子原地区だから「神の子」だ! 神の子はキリストだ! キリスト教だったらローマ法王だ!! という風に連想を広げていって、ローマ法王がいるバチカン市国へと手紙を何通も何通も、返事が来なくても送り続けました。 その結果、ローマ法王に神の子原米を献上することに成功します。 ところが、高野氏の手腕はそこでとどまりません。 ローマ法王に献上したお米を買いたいと思う人はたくさんいます。 そして問い合わせをしてきます。 その問い合わせに対して高野氏は「品切れです」と答えたのです。 そして「デパートには残っているのでは」と答え、デパートに問い合わせをするように仕向けます。 すると問い合わせを受けたデパートから卸したいと言ってくるようになり、全国のデパートに神子原米が並ぶようになりました。 農家の収入向上にも貢献 神子原米のブランド化だけではなく、高野氏は農家全体の収入の底上げにも着手します。 当時、農家の農業での収入は平均年収87万円。 しかも米の単価は年々下がっています。 とてもではありませんが、農業だけではやっていくことができません。 その一方で農家を親身になって支えるべき存在である農協の職員の年収は500万円以上で、しかも年々上がっています。 農協は「脳が狂っている」と書いて「ノウキョウ」だ!と啖呵を切って農協職員とケンカしたこともあると言います。 そして高野氏は農協からの補助金頼みの農家に自主自立の精神を身に着けてもらうために、農家自身が出資して、直売所を設立することにします。 自分たちが出資して、値段も自由に決めていいということになれば、俄然農家のやる気も違ってきます。 さまざまな工夫がされた直売所は瞬く間に評判になり、毎日たくさんのお客さんでにぎわうようになりました。 「奇跡のリンゴ」とのコラボ 現在高野氏は映画「奇跡のリンゴ」のモデルともなった木村秋則氏と自然栽培の普及に取り組んでいます。 「奇跡のリンゴ」は木村氏が何年もかけて成功させた、農薬も肥料も使わない、自然の力に任せるだけで、丈夫でおいしいリンゴを充分な量収穫できる手法です。 羽咋市全体から収穫される農産物が、全て木村氏の奇跡のリンゴと同じような、農薬も肥料も使わないのに、丈夫で長持ちするのに栄養価がたっぷりで、しかも収穫量も十分なものが作れるようになったら、どれだけ大きくブランド化することができるでしょうか。 奇跡のリンゴ( 石川拓治 著)
高野 誠鮮氏の行動力の源とは?
高野氏がこれだけのことを成し遂げられるパワーの源には、大きな信念があるようです。 それはお寺に生まれて、現在僧侶としてもお仕事をされているという背景もあるかもしれません。 まず高野氏は私心を無くすことを大切にしているそうです。 自分だけカッコ良く、自分だけ儲ければいい、そういった気持ちを失くした時に上手くいくと言います。 また、できない理由を探すのではなく、どうすればできるのか、ということを考え続けることも大切だと言います。 できることは何か考えて、他者を生かすために行動をすること、これが高野氏が市の職員として行動しながら、僧侶として身を持って仏教の教えを広める力の原動力なのではないでしょうか。
「ナポレオンの村」の出演者たちがガチで移住体験しています。



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